テレビのニュースで避難勧告や避難指示という言葉を耳にしますが、違いがよくわからなかったので記事にしました。
また、避難の呼びかけがされたらどうすればいいのか、事前にできることは何かも調べました。
避難勧告や避難指示
避難勧告や避難指示だけじゃなく避難準備というものもあるそうです。
内閣府の防災情報のページによると、
避難準備
避難勧告や避難指示(緊急)を発令することが予想される場合に発令されます。
避難勧告
災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令されます。
避難指示
災害が発生するなど状況がさらに悪化し、人的被害の危険性が非常に高まった場合に発令されます。
これだけだとちょっと状況がイメージしにくいですね。なので私なりに解釈してみました。
避難準備 危なくなる前に余裕をもって避難してください。
避難勧告 危ないので、速く避難してくださん。
避難指示 危ないぞ!逃げろー!
私はこんな感じのイメージです。
何をすればいいのか
もし、避難勧告などが発令された場合どうすればいいのかわからなかったので調べてみました。こちらも内閣府の防災情報のページから引用させてもらいます。
避難準備
「避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難を開始しましょう。その他の人は、避難の準備を整えましょう。」
介護の経験がないので詳しくはわからないのですが、避難準備の声がかかった時点で介護している方、介護されている方は一緒に避難した方がよさそうですね。
そのほかの人は、避難の準備と書いてあります。何をすればいいのか考えてみたのですが、家中のコンセントを全部抜いておく、とかでしょうか。他には、洪水が起きるかもしれないというときだったら、水没したら困るものはできるだけ高いところに移動させておくことでしょうか。
避難勧告
「速やかに避難場所へ避難をしましょう。外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。」
避難勧告が出たら避難所に行った方がよさそうですね。でも、私の場合は正直なところ避難した方がいいのはわかっていても大したことなさそうだから大丈夫だ、と思って家にいると思います。
そう思う反面、もしそう思ったとしても1度も避難したことがなければ避難所に避難してみるのもいいかもしれないとも思います。
私はそういう場面に遭遇したことがないので、いざ本当に避難することになったら、多分慌てふためきます。1度でも避難したことがあれば最初よりは冷静でいられると思うので、大丈夫そうなときでも避難所に行ってみるといいかもしれませんね。
避難指示
「まだ避難していない人は、緊急に避難場所へ避難をしましょう。外出することでかえって命に危険が及ぶような状況では、近くの安全な場所への避難や、自宅内のより安全な場所に避難をしましょう。」
避難指示までくると避難する方がかえって危ない気もしますが、様子を見ながらでも避難所に行った方がいい気もします。
家にいると孤立してしまうのでできるだけ人が集まっているところに行った方が安全です。なので避難勧告の時点で避難するのが妥当なのかなと、この記事を書きながら思いました。
前もってできること
ハザードマップで災害が起こりそうな場所を事前に知っておくと、いざというときに近づいては行けない場所や、比較的安全な道を知ることができます。ハザードマップはそれぞれの市区町村のホームページで確かめることができるので1度見てみましょう。
また、自分がどこに避難すればいいのかわからなければ、これも調べておいたほうがいいですね。会社帰りなど出かけたついでにふらっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
まとめ
・避難の呼びかけには避難情報、避難勧告、避難指示の3段階ある
・避難勧告がされたときに避難するのが安全
・避難所や危険な場所をあらかじめ知っておくといい
最近、台風や災害のニュースをよく見るので避難の呼びかけについて調べました。避難勧告はテレビで見聞きして知っていたのですが、避難情報というのは知りませんでした。
これからお年寄りがもっと増えていったら、避難情報と避難勧告の間に何かもう一つ避難○○が出来るかもしれないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。