イップスかもしれないと思ったら、まず読む本 感想

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イップスとは、今までできていたことが出来なくなってしまう症状のことです。著者の河野さんはソフトバンクホークスのメンタルアドバイザーをしていたことがり、イップスはスポーツに限った話に思えますがそういうわけではないそうです。

イップスはスポーツに限らず執筆作業や手術、楽器の演奏なんかでも起こり得るそうです。この本では、イップスについて心や脳の仕組みからも解説されています。

その中の一つにこのようなものがありました。失敗しちゃいけないと思うと脳が失敗している自分をイメージしてしまい、実際に失敗してしまう可能性が高まるそうです。ですがこれは自然なことで、逆に失敗をイメージしてしまうことを無理にやめようとするとかえって苦痛に感じてしまいます。

その解決策として書かれていたのは失敗している自分をイメージした後、それから自分がどうしたいのかまでイメージするというものでした。そうすることで目的を達成するための動きがスムーズになるそうです。

例えば、人前で話さなければならなくなって緊張してしまった時に、言葉に詰まっている自分をイメージしてしまったとします。そこでただ緊張しているのではなくそこから、聞いている人を楽しませたい、速く終わらせて楽しみにしているあれがしたい、など先のことを考えます。他にもいろんな考えがあると思いますが、先のことを考えると緊張がほぐれます。
他にもイップスになってしまった時の考え方や実際にイップスを経験した阪神タイガースの選手の体験談も書かれていて面白い本でした。

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